
今回は、B型肝炎、C型肝炎による慢性肝炎、肝硬変についてお話します。慢性肝炎の恐ろしい所は、ほとんど無症状で病状が進行することです。
「慢性肝炎」が長く続くと肝臓が固く萎縮して「肝硬変」に進み、さらに「肝細胞癌」に移行することもあるのです。症状が出て病院に来られた時にはすでに進行した肝硬変で、肝臓癌も大きくなっていた、などといったことが日常的に見られます。
対策として、まず
@感染を早期に発見しましょう。
40歳以上の方は必ずC型肝炎検査を受け、検診などで肝機能障害を指摘されたら、必ず、B・C型肝炎ウイルスに感染していないかまで調べておくことが大切です。
A肝機能異常を指摘されたら超音波検査(エコー)を受けましょう。
これが1番大切なことなのですが、「肝臓癌があるのかどうか」や、「今現在の肝臓の状態が、慢性肝炎の段階にあるのか、すでに肝硬変になっているのか」といったことは、採血結果だけではわからない、ということです。
肝炎ウイルスに感染している方は、超音波検査で定期的に消化器専門医に診てもらい、肝臓癌を早期発見することが何よりも大切です。
BGPT ( ALT )値を下げましょう。
肝臓を保護する飲み薬や注射、インターフェロン(ウイルスを消す薬)などを使った治療でしっかり肝臓の炎症を抑えましょう。
炎症を抑え肝硬変への進行を予防し、肝臓癌ができるのを抑えることが目標です。この度、難治性のC型肝炎患者用に、効果の高い新しいインターフェロン治療が登場し当院でも使用して多くの患者様がC型肝炎完治しておりますのでご相談ください。
C「C型肝炎患者全体は、健常人よりも長生きしている」という事実をご存知ですか?
これは、主治医と何でも相談できる良い関係を持ち、肝炎を治療してゆく過程での中で、肝臓以外の病気(胃癌や大腸がん等)を早期に発見されたり、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を治療したりしているためではないか、と言われています。
この事実は、時間と手間を惜しまずに自らの体を管理している患者様の努力と現代医学の勝利と言え、大変勇気付けられる事実です。不幸にもウイルスに感染してしまった患者様の無念さは計り知れないものだと思いますが、このパワーのある統計結果を胸に、勇気をもって治療をしていきましょう。
「救命救急は非常に重要。でも内科医としてもっとも大切なのことは、病気をそこまで悪化させずい予防することだ」。
十数年前、ER(自治医大救急部)に勤務していた頃、痛感したことです。昼夜問わず、県内全域から心配停止状態、多発外傷など重症の患者さんが運び込まれ、気管内挿管、人工呼吸、カウンターショックなどの救急救命処置に追われる毎日でした。日中は通常通り働き、夜は3日に1度の当直。
当直の日は一睡もせず、当直明けもみな遅くまで治療にがんばっていました。多くの悲惨な現場を経験しましたが、その中には充分に治療していれば避けられた事例も多く見受けられました。病気は早期発見し、重症化を予防することが何よりも大切なのです。
テレビ朝日
2008年11月9日放送
医療スペシャル
〜面と向かって聞けない噂のクエスチョン「お医者さん編」〜テレビ朝日「大胆マップ」にスタジオ・ゲスト出演します。】

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栃木県の肝炎インターフェロン治療専門医療機関に認定されました。当院ではインターフェロン治療費の一部が助成されます。